ケーススタディ2-3

Cl:えっと。。。ちょっと悩みがあって。

Co:Bさんは悩んでいることがあるんですね。ちょっと話しにくいこと?

Cl:あ、はい。 (沈黙)実は女の子と上手く話すことができなくて。

Co:女の子と話すことができなくて悩んでいるんですね。上手く話せないというと、どういう風に?

Cl:目の前に女の子がいると、頭が真っ白になるんです。だから会話が続かなくて、嫌われてしまうんです。

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— 解説 —

このパターンでは、繰り返しに明確化を加えて返答しています。

今回のケースのようにクライアントの発言があいまいで、そのまま繰り返しても意味をなさないような内容の場合、推論が大きくならない範囲で明確化することでより深くに聞いていけることがあります。

話しにくい、とは言葉では伝えていませんが、身振り手振りで話しにくいことを話そうとしている、というように考え付け加えたために、相手が「この人はわかってくれるかも」というように思い話してくれるようになりました。